【期待】2022プロ野球NEXTブレイク選手各チーム3選～セリーグ編～
プロ野球開幕が待ち遠しいこの季節。野球ファンの方々は、練習試合やオープン戦の情報などを見ながら、開幕オーダーを予想したり、キャンプ情報やオープン戦の報道を見て、期待の選手の活躍に一喜一憂していたりしているのではないでしょうか。
昨年は、ルーキー選手の活躍が目立った年でした。
特に、日本ハムファイターズの伊藤選手、楽天ゴールデンイーグルスの早川選手、広島カープの栗林選手といった投手陣の活躍が目立ちました。
一方で、1年目からの活躍が難しいと言われる野手でも、阪神タイガースの佐藤輝明選手、中野拓夢選手、横浜ベイスターズの牧選手といった、ルーキー野手の活躍も目立ちました。
また、2年目でも、オリックスバファローズ宮城選手、東京ヤクルトスワローズの奥川選手といった選手が高卒2年目ながら、優勝に大きく貢献する活躍を見せました。
さらに、ドラフト下位指名で中々芽が出なかった、オリックスバファローズのラオウこと杉本選手が一気に才能を開花させ、ホームラン王を獲得するという、決して若手では無い選手も一躍スター選手へと駆け上がりました。
そんな、夢のあるプロ野球界の中で、2022年にブレイクが期待される「NEXTブレイク選手各チーム3選」と題し、祖父から息子まで、皆野球経験者である野球一家の筆者が、経験とリサーチ結果を基にまとめました。
2022シーズンをさらに楽しむために、是非、注目して見て下さい。
※ 杉本選手の例もあるため、NEXTブレイク選手に年齢制限は入れませんでした。基準は、野手の1シーズン規定打席の約3分の1にあたる、昨年の1軍打席数130打席以下、同様に投手は昨年の1軍登板イニング数、50イニング未満の選手を対象としました。
今回はセリーグ編です。
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目次
1 東京ヤクルトスワローズ
昨年の覇者東京ヤクルトスワローズは、2020年最下位から、昨年一気に覇者となりました。
固定された選手も多いですが、青木選手の高年齢化や、ショートの西浦選手がまだ固定とは言えない中で、ブレイク選手が現れるかが、注目されるところです。
1 並木秀尊選手（外野手）
2020年ドラフト5位 右投げ右打 23歳 170㎝ 70㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
1塁到達4秒を切る俊足の持ち主です。
昨年は4度の盗塁全て成功、２軍でも２０盗塁と持ち味を発揮しました。課題の打撃を克服できれば、一気にソフトバンクホークスの周東選手の様に、スターダムにのし上がれるだけのポテンシャルがあります。
まずは、全試合出場が難しくなってきた青木選手の代わりの出場や、代走としての出場で結果を残し、スタメン出場を増やしていきたいところです。
【関連動画 :テレビ東京スポーツ【ヤクルト】ドラ5・並木秀尊 驚異の俊足を見せつけるhttps://m.youtube.com/watch?v=1PMhXdFa_fM】
２ 内山壮真選手（捕手）
2020年ドラフト３位 右投げ右打 １９歳 17１㎝ 7１㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
昨年は２軍でチーム最多の５２試合でマスクを被ったことからも、チームの期待が窺えます。２軍では８本塁打を放つなど、小柄ながらパンチ力も魅力です。
高校時代には奥川選手とバッテリーを組んだ経験もある選手ですが、チームには、中村選手という絶対的な捕手がいて、壁が高いことは確かです。
経験を積み、絶対的捕手を脅かす存在になれるか、注目したい選手です。
【関連動画 ：東京ヤクルトスワローズ 初の一軍キャンプメンバー入り！内山壮真選手に広報カメラが密着！https://m.youtube.com/watch?v=gqtzI2DK3Vo】
３ 金久保優斗選手（投手）
2017年ドラフト5位 右投げ左打 23歳 170㎝ 70㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
昨年は、3連勝するなど、可能性を見せました。直球とスライダーが武器の選手です。
スライダーの空振り率が高く、先発投手ながらストレート主体のピッチングスタイルから、スライダーの割合を増やしても可能性が広がる可能性があります。勝利の方程式である、今野選手、清水選手、マクガフ選手と、後ろが安定しているだけに、先発候補として、飛躍が期待されます。
【関連動画 ：東京ヤクルトスワローズ【ハイライト】金久保優斗投手が先発。塩見泰隆選手が5号ソロを放つも | 日本生命セ・パ交流戦 5月25日（火）東京ヤクルトスワローズvs北海道日本ハム（神宮球場）https://youtu.be/8FH2fcZb7Tg】
2 阪神タイガース
昨年は、8月に急失速して優勝を逃す、悔しいシーズンとなってしまいました。
一方で、佐藤選手や中野選手といった、ルーキー選手の活躍が目立ったシーズンでもありました。
長年の課題である、守備の脆さや投手陣の安定を克服できるかどうかが課題と言えます。
1 及川雅貴選手（投手）
2019年ドラフト3位 左投げ左打 21歳 184㎝ 79㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
昨年は中継ぎでアピールしましたが、先発として期待されます。
威力抜群で伸びのある直球は中学時代から有名でした。
課題である制球が安定すれば、先発ローテを守れるだけのポイテンシャルがあります。
【関連動画 ：サンテレビ【伸びる直球と落ちるスライダー】阪神・及川雅貴投手が5人相手にパーフェクトピッチ（8月14日阪神ー広島）https://m.youtube.com/watch?v=48Br1YIH4VU】
2 島田海吏選手（外野手）
2017年ドラフト4位 右投げ左打 26歳 176㎝ 71㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
昨年はウェスタンリーグで盗塁王（21盗塁）に輝いた俊足外野手です。足を生かしたゴロを打つ打撃スタイルですが、落ちる変化球に苦戦しました。
1軍でも8盗塁成功、失敗1度と、ポテンシャルの高さを見せました。
20代後半の勝負の1年、打撃を磨いて持ち味の足を存分に生かしてもらいたい選手です。
【関連動画 ：サンテレビ【新切り込み隊長】元祖切り込み隊長：真弓明信氏もべた褒め！阪神タイガース 島田海吏選手 タイムリー含む驚異の４出塁・そして盗塁（10月21日 阪神ー中日）https://m.youtube.com/watch?v=tBBXHTSNdgk】
3 熊谷敬宥選手（内野手）
2017年ドラフト3位 右投げ右打 27歳 175㎝ 68㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
50メートル5．8秒の俊足内野手で、守備範囲の広さと俊足が武器です。
昨年は代走起用を多く、1軍で7盗塁、失敗1度と上記の島田選手同様にポテンシャルの高さを見せました。
今季のオフは、広島東洋カープの菊池選手に弟子入りしており、毎年の様に内野守備に課題が出る、阪神タイガースの救世主としてアピールしたいところです。
【関連動画 :サンテレビ【プロの走塁をマルチアングルで】阪神タイガース 熊谷 敬宥選手の成功率100％盗塁＆好走塁（5月11日 阪神－中日）https://m.youtube.com/watch?v=wW48-eEpOMw】
3 読売ジャイアンツ
リーグ3連覇を目指すも、昨年は9月以降に10勝25敗と失速してしまいました。
得失点別貢献度を見ると、課題は投手陣であることは一目瞭然で、先発、救援ともにマイナス指標を示しました。
また、野手の坂本選手、丸選手も不調と言われながらも得失点貢献度は高水準でありましたが、全盛期と比べると、中堅からベテランに差し掛かっています。
新たなスター誕生が待たれるところです。
1 堀田賢慎選手（投手）
2019年ドラフト1位 右投げ右打 21歳 186㎝ 85㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
1度はトミージョン手術を行い、育成契約になった、元ドラ1投手です。
昨年8月に実践復帰し、155キロを計測、柔らかい腕の振りから力強い直球を投げ下ろすスタイルが魅力です。
まずは1軍登板を果たし、一気にブレイクしておもいたい選手です。
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2 中山礼都選手（内野手）
2020年ドラフト3位 右投げ左打 20歳 182㎝ 82㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
ポスト坂本を期待される、走攻守が揃った内野手です。
昨年は、2軍で３割以上の打率を残し、打撃技術は非常に高い選手です。
坂本選手の壁は非常に高いですが、２軍では、ショートの他に、セカンドやサードも守っています。
まずは出場機会を増やし、アピールしていってもらいたい選手です。
【関連動画 ：DRAMATIC BASEBALL 2022【紅白戦】"中山礼都"猛打賞の活躍！6回に守備もみせる【巨人】https://m.youtube.com/watch?v=vp6Oie7KIdg】
３ 北村拓己選手（内野手）
2017年ドラフト4位 右投げ右打 27歳 181㎝ 90㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
パンチ力が魅力とされる選手ですが、昨年は、内野全ポジションを守って、失策1と、守備力やスローイングの正確性がある貴重な内野のユーティリティープレーヤーです。
出場機会を勝ち取り、持ち味のパンチ力を生かした打撃と安定感のある守備力を存分に発揮してもらいたい選手です。
【関連動画 ：DRAMATIC BASEBALL 2022【巨人・北村拓己】チームに勢いをもたらす代打ホームラン!!https://m.youtube.com/watch?v=TZjdiQEddfE】
4 広島東洋カープ
大黒柱の鈴木選手がメジャー移籍を表明し、得点力不足が懸念されます。
新外国人はもちろんのこと、若手選手が台頭してきていることは明るい材料ですが、鈴木選手の穴を埋めるには、更なる成長が必要不可欠です。
投打に新時代を切り開く若手の出現に期待されます。
1 高橋樹也選手（投手）
2015年ドラフト3位 左投げ左打 25歳 176㎝ 83㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
昨年は中継ぎとして27試合登板、防御率1．37と自己ベストを記録した、期待の左腕です。
自主トレも今永選手（DeNA）と行い、パワーアップを図っています。
ボールは良いですが、疲労に苦労し、中々立ち位置を確立できていないところです。
先発か中継ぎか、はっきりとした立ち位置の元、継続した活躍を期待しています。
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2 中村奨成選手（捕手）
2017年ドラフト1位 右投げ右打 23歳 181㎝ 81㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
あの甲子園の活躍から早くも5年が経過しました。
今年は、鈴木誠也選手がメジャー挑戦したことに伴い、外野手争いは激化します。
昨年は1軍初ホームランを放つなど、存在感を見せました。
捕手登録ではありますが、外野手の一角を奪い取り、持ち味の打撃を発揮してもらいたい選手です。
【関連動画 ：【球団お墨付き】勝ちグセ。Carpチャンネル【カープキャンプ】インタ＃1 中村奨成レギュラーへ「進化のために変化」https://m.youtube.com/watch?v=a-hb9KTY9Zs】
3 大盛穂選手（外野手）
2018年育成ドラフト1位 右投げ左打 26歳 180㎝ 77㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
俊足強肩が持ち味の外野手です。無名選手ながら、昨年は2軍で打率3割以上、1軍でも5盗塁を記録した努力家です。
激化する外野手争いの中、持ち味の俊足と強肩を生かし、出場機会を勝ち取りとってもらいたい選手です。
【関連動画 ：【球団お墨付き】勝ちグセ。Carpチャンネル【知られざるカープ秘話】育成の星 大盛穂のエピソード！https://m.youtube.com/watch?v=vv57XNsXv-k】
5 中日ドラゴンズ
得点圏打率は.221とリーグ最下位。投手陣がしっかりと機能しており、今季は大きな補強は無かっただけに、現有戦力の活躍が期待されます。
立浪新監督の基、一気にブレイクする選手の出現に期待されます。
1 岡林勇希（外野手）
2019年ドラフト5位 右投げ左打 20歳 175㎝ 77㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
2軍では17盗塁を記録するなど、俊足、強肩が持ち味の選手です。
天性のバットコントロールを持っていますが、変化球に苦労している印象があります。
アベレージ率を上げて、外野の一角を担って欲しい選手です。
【関連動画 ：LinaMia【強肩コンビ】どっちがエグい？根尾昂と岡林勇希のバックホームhttps://m.youtube.com/watch?v=N-bnZRPYuM8】
2 溝脇隼人（内野手）
2012年ドラフト5位 右投げ左打 28歳 179㎝ 79㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
攻守にスピード感のあるプレーが持ち味の選手です。
昨年は8月に打率.379をマークする存在感を発揮しました。
中堅に差し掛かる年、安定した成績を残してアピールしてもらいたい選手です。
【関連動画 :ty795490 8/17 ３回溝脇隼人ファインプレーhttps://m.youtube.com/watch?v=Xhxkr9gyDVo】
3 森博人（投手）
2020年ドラフト2位 右投げ右打 24歳 177㎝ 84㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
変則フォームから150キロを超える速球を投げ込む中継ぎ候補です。
昨年は2軍で防御率2．2、被本塁打1本と、強い球を投げ込みました。
一方、変化球が抜けることが多かった印象があります。
ポスト又吉選手として、まずは中継ぎの一角、行く行くはセットアッパーとして活躍してもらいたい選手です。
【関連動画 ：ty795490 9/15森博人初登板プロデビュー戦https://m.youtube.com/watch?v=tUn29Su3Nds】
6 横浜DeNAベイスターズ
打線は強力だが、穴と言えるのは、固定できていない捕手、ショートと言えるでしょう。
また、投手陣は、枚数は揃っていますが、毎年の様に故障離脱する選手がいるため、計算が立たない状況が続きます。
野手の弱点整備と投手陣の安定が課題と言える中、新たな選手の台頭が待たれます。
1 森 敬斗（内野手）
2019年ドラフト1位 右投げ左打 20歳 177㎝ 78㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
高い身体能力を誇る内野手で、昨年は夏場から出場機会を得ました。
2軍では6本塁打を打つなど、パワーも付いて来ています。
オープン戦で怪我を負いましたが、早期回復を願います。
二遊間が手薄なチームの救世主として期待したい選手です。
【関連動画 ：YOKOHAMA DeNA BAYSTARS CHANNEL 2021.8.17 PLAYER OF THE GAME ～この選手が熱い！～https://m.youtube.com/watch?v=NWsmYV8vuaQ】
2 細川成也（外野手）
2016年ドラフト5位 右投げ右打 23歳 179㎝ 93㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
パワフルな打撃が魅力の外野手で、将来の主軸候補です。
昨年は1軍では打率1割台と結果を残せませんでした。
オフでは打撃をイチから見直しているそうです。
オープン戦からアピールを続け、持ち味の打撃でブレイクを期待しています。
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3 山本裕大（捕手）
2017年ドラフト9位 右投げ右打 23歳 180㎝ 87㎏
【参考 :週間ベースボールオンライン】
独立リーグからドラフト下位指名を受けた苦労人です。
守備と強肩には定評がありますが、昨年は1軍では打率1割台と苦しみました。
正捕手が固定されていないチームであるからこそ、打撃を磨き、持ち味の守備を生かして正捕手を掴んでもらいたい選手です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
若手選手を多く紹介しましたが、昨年のオリックス、杉本選手や、かつての元西部・中日で活躍した和田選手の様に、30歳前後で開花する選手も多くいます。
また、日本でもメジャーリーグの様に徐々に浸透してきましたが、絶対的なレギュラーがいることで出場機会の少ない、希有な才能の持ち主がトレードによって開花することも少なくありません。
1つのきっかけで大きく花が開く可能性のある野球の世界。日々の努力の積み重ねがつぼみとなり、水を与える環境に置かれた時、大輪の花を咲かせます。
そんなプロ野球の世界は、多くの野球少年に大きな夢を与えます。
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今年も多くのドラマが期待されるプロ野球。
是非、新時代の幕開けとなる様なブレイク選手が出現することに期待して、プロ野球観戦を、より一層楽しんで見てみてはいかがでしょうか。
筆者は、努力する全国の皆様を全力で応援しています。
【この記事を書いた人はこんな人です！是非、ご覧下さい！↓↓】