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【経験談】コロナ陽性判定後の手順~初期とは変わった判定基準~

2022年1月28日

先日、新型コロナウィルス陽性判定を受け、自宅待機を経験しました。
現在の新型コロナウィルスを巡る状況は、流行初期と比べ、大きく変わっています

流行する度に、様々な制度が変わり、連日の様に報道されています。
「いったいどの情報が正しいのか。」
「変わりすぎて、今の基準や手順が分からない。」
「長すぎて麻痺してきた。」

などと感じている方も多いのではないでしょうか。

筆者も自分が感染するまで、どこか他人事の様に感じてニュースを見ていました

また、流行当初の制度は興味を持って理解していましたが、今の制度がどうなっているのか、正しく理解していませんでした。
そのため、陽性判定を受けた時に、先の見えない不安を強く感じてしまいました。

そこで、実際に陽性判定を受け、家族が濃厚接触者に指定された筆者が、経験を元に「新型コロナウィルス陽性判定後の手順」をご説明します。

誰がいつ陽性になってもおかしくない状況の中、筆者の様に焦ってしまうことが無い様に、是非、最後まで読んで頂ければ幸いです。


目次

コロナ陽性判定後の手順

それでは、早速、陽性判定後の手順について説明します。

  1. 陽性判定の連絡を受ける。
  2. 検査をした機関(病院など)から、
    「陽性者・同居家族・濃厚接触者に指定される疑いのある方」
    の待機が要請される。
  3. 保健所から連絡がくる。
    「待機期間の目安・濃厚接触者」
    が指定される。併せて、食事提供とホテル療養の必要性を確認される。
  4. 保健所から手紙とパルスオキシメーターが届く。
  5. 毎日2回(朝・夕)、検温と血中酸素濃度を計測し、ハーシスに入力する。
  6. 待機期間終了予定日に保健所から連絡を受け、翌日から解除になる。
  7. 後日、陽性証明書が届く。

という流れです。

陽性になると、こんな手紙とパルスオキシメーターが届きます。

治ったら、返却をします。


新型コロナウィルスの現状(2022年1月27日現在)

2022年1月27日現在、第6波と言われる流行の波が来ており、同日の感染者数は、全国で78,931人と過去最多を記録しています。

今までの流れと現在(2022年1月27日)主流の「オミクロン株」について見ていきましょう。

新型コロナウィルス流行からオミクロン株の流行まで

主な流れを振り返ります。最初は今考えると、少人数の感染で大騒ぎでした。

  • 2020年1月16日、国内初の感染者を確認。(中国・武漢からの帰国者)
  • 同年2月5日、ダイヤモンドプリンセス号の乗客員10人が感染。世間は大騒ぎに。(この頃から、マスクやトイレットペーパーが売り切れ続出するなど、社会騒動に。)
  • 同年4月7日、緊急事態宣言1回目。(安部元首相や小池都知事の発言が流行(アベノマスク、3密)。夏ころからGo Toが始まる。)
  • 同年12月26日、イギリスから帰国した男性が変異株にかかる。
  • 2021年1月7日、緊急事態宣言2回目。(感染者が全国で7,571人)
  • 同年3月ころから、第4波と言われる流行。
  • 同年7月ころから、第5波と言われる流行。(デルタ株)
  • 現在(2022年1月27日)、第6波中。(オミクロン株)

新型コロナウィルスの特徴

気道感染症と認定されたウィルスです。
潜伏期間は、1日~14日とされています。

主な感染経路は、2点で、

  1. ウイルスが付いた状態で、目や口などを触る接触感染
  2. 咳やくしゃみの飛沫で感染する、飛沫感染

です。
流行当初は、
  2メートルのソーシャルディスタンスと、マスクの着用、アルコール除菌
が騒がれました。

主な症状は、

発熱、咳、倦怠感、のどの痛み、息切れ、頭痛、下痢

といった風邪症状ですが、
特に呼吸器官に症状が見られます。

重傷化すると、生命に危険を及ぼしたり、後遺症が残ったりします。

新型コロナウィルスの検査方法

日本では、抗原検査PCR検査が主流です。

筆者の場合は、風邪症状があったため、かかりつけ医を受診したところ、

「抗原検査とPCR検査、どちらにしますか。」

と聞かれ、PCR検査を選択しました。

この2つの検査の特徴は、

  • 抗原検査…簡易的な検査のため、15分位で結果が出るが、PCR検査よりも感度が悪い。
  • PCR検査…唾液を検査キッドに入れて、検査を行う方法が主流。判定まで、1日くらいかかる。

です。
正確な判定のためには、PCR検査が必要です。

筆者の場合は、PCR検査を午前中に受けましたが、流行中であったためか、判定結果の連絡は、翌日の夜10時ころでした。

【参考 :ICheckNAVI 抗原検査キットとは?PCRとの違いや使用方法を分かりやすく解説抗原検査キットとは?PCRとの違いや使用方法を分かりやすく解説|ICheckNAVI

新型コロナウィルス(オミクロン株)の特徴

従来型よりも、

  • 感染力が高い
  • 重傷化しにくい
  • 半数程度が無症状又は軽い症状

とされています。

新型コロナウィルスの予防方法

流行当初から変わらず、

  • 適切なマスク着用
  • 換気の実施
  • 密接を回避
  • こまめな手洗い
  • ワクチン接種

が推奨されています。

メディアでは、色々な情報が出回りますが、有効な策があれば、国が推奨するはずです。

例えば、最近で言えばマスク不要論があります。
実際にイギリスでは、外して良いそうです。
【参考 :時事通信社 コロナ規制の大半解除 コロナ規制の大半解除=公共の場でマスク不要に―英 (msn.com)

情報の確度を調べ、メディアに振り回されない様にしましょう。

新型コロナウィルスの相談先

もし、怪しいと思ったら、かかりつけ医か、発熱外来のある医療機関に事前に相談しましょう。

筆者は、かかりつけ医に事前に電話をしました。
すると、駐車場に着いたら電話をする様に案内され、駐車場で受診しました。
感染拡大防止のため、事前に確認することが大切です。
厚生労働省が掲載している、相談先を添付しておきます。参考にして下さい。
【参考 :厚生労働省 新型コロナウイルスに関する相談・医療の情報 新型コロナウイルスに関する相談・医療の情報や受診・相談センター|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

【関連記事】コロナに関連する精神疾患について、記事にしています。良かったら見て下さい。↓


新型コロナウィルス陽性判定後から解除までの判定基準

現在(2022年1月27日)の、陽性判定から解除までの基準です。
変更があれば、追記していきます。

【追記】2022年2月2日、濃厚接触者の待機期間が変更になったため、追記しました。

陽性者が解除になるまでの判定基準

症状が無いことはもちろんのこと、以下の2つの基準を満たしていることが基準です。

  • 症状発症を0日目として、10日間経過
  • 症状が無くなってから、72時間が経過

濃厚接触者の判定基準

同居家族は濃厚接触に指定されます。

また、以下の基準に該当する方は、濃厚接触に指定されます。

陽性者の症状発症から2日前まで遡り、その間に、陽性者と、1メートル以内の距離でマスクを取って15分以上会話をした方

が指定されます。

現状、ほとんどの方がマスクをしているので、食事の時が要注意です。

濃厚接触者が解除になるまでの判定基準

濃厚接触者の待機は、強制ではありません
あくまで、依頼という形です。

その上で、待機期間の目安としては、

陽性者と最終接触した日を0日目として、107日間が経過していること。

です。
もちろん、待機期間中に症状が出れば、対応が変わってきます。

【追記】2022年2月2日、濃厚接触者の待機期間が変更になったため、追記しました。

【参考 :産経新聞 新型コロナ:感染者の同居家族、濃厚接触でも待機7日に短縮新型コロナ: 感染者の同居家族、濃厚接触でも待機7日に短縮: 日本経済新聞 (nikkei.com)

その他の参考情報

上記の待機期間は、2022年1月14日に14日間から10日間に短縮されました。
【参考 :読売新聞オンライン 政府、濃厚接触者の待機期間を10日に短縮 政府、濃厚接触者の待機期間を10日に短縮…社会機能維持 : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

さらに、2022年2月2日に濃厚接触者の待機期間が10日間から7日間に短縮されました。
【参考 :産経新聞 新型コロナ:感染者の同居家族、濃厚接触でも待機7日に短縮 新型コロナ: 感染者の同居家族、濃厚接触でも待機7日に短縮: 日本経済新聞 (nikkei.com)


まとめ~安心して暮らせる社会の復活に向けて~

いかがでしたでしょうか。
日々、刻々と変化し続ける情勢の中で、実際の経験談は貴重な情報になると思います。

筆者は幸いにして、確定判定を受けた翌日には、症状が無くなりました。
症状として辛かったのは2日程で、特に寒気と喉の痛みが辛かったです。

しかし、実際に1番辛かったのは、

  • 先の見えない不安
  • 誰かにうつしてしまったかもしれない恐怖・不安
  • 家族を巻き込んで待機にさせてしまったこと

という精神面でした。
ワクチンを接種していても、かかってしまう。
ならば、不安を無くして生活していくためには、

  予防するワクチンではなく、治療する薬

が出来ることが一番です。

長引くコロナ禍に様々な感情が渦巻く中ですが、こんな時こそ、皆で協力し、困難を乗り切りましょう。

筆者の経験が、不安な気持ちを少しでも和らげることに繋がれば幸いです。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

【この記事を書いた人はこんな人です!是非、ご覧下さい!↓↓】