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【スポーツ関係者必見!】イップスを改善する3つの方法~イップスの改善は心技体の一致?~

2022年6月14日

「なんでそんなことも出来ないんだ!?」スポーツで、そんな感情を抱いた経験をもっている方は多いのではないでしょうか。

筆者自身、スポーツ経験として野球・剣道・ボクシング・総合格闘技の経験があります。現在も野球に関わる仕事をしています。

その様な経験の中で、イップスの原因となり得る経験や、「この選手怪しいな」と感じる選手を目の当たりにしてきました。
「暴投して大声で怒鳴られる」
「得意だった面打ち(剣道)をしようと思っても、失敗体験を思い出してしまい、足が動かない」
「今まで出来ていたタイミングでパンチを打とうと思っても、カウンターでダウンした経験を思いだし、手が出なくなった」

などの経験があります。

つい最近でも、とある学生野球チームの観戦をしていたところ、「これは…?」
というプレーを目の当たりにしました。

「キャッチャーの選手が何回かセカンド送球を悪送球した。途中からセカンド送球をしなくなり、ピッチャーへの返球でもショートバウンドするようになった。最終回付近からは、ピッチャーへの返球を下から投げる様になった。」

肩や肘の故障も疑われますが、セカンド送球への失敗から何かしらの自信喪失も疑われます。

このチームのベンチを見ても、多くの選手がいたのに、何故交代しないのだろう?と不思議に見ていました。
この選手は、普段は強肩強打の選手です。
大事に至らないことを切に願っています。

野球に限らず、様々なスポーツで似たような経験をお持ちの方も多いでしょう。
「シュートで失敗した経験から、シュートを打てなくなった」
など、今まで出来ていたのに、あるきっかけで出来なくなってしまうことがあります。

そんな中、先日、興味深いコラボ動画がありました。

イップスについて、心理的な面と動作改善からの視点で語る動画です。

かふう整体院院長 平田雅氏とコンディショニング整体lead院長 大野稔氏

【コンディショニング整体leadInstagramから参照】

のコラボ動画で、心理的な面を平田氏、動作改善の面を大野氏が分かりやすく、具体例を出しながら説明されていました。

(お二方の紹介)

かふう整体院院長 平田 雅氏
【《運動学×脳科学》イップス改善の専門家】
Instagram
https://www.instagram.com/masashi_hirata27/?hl=ja
HP
https://linktr.ee/masashi_hirata27

コンディショニング整体lead院長 大野 稔氏
【柔道整復師×トレーナーの「2つの資格」からの動作改善】
Instagram
https://www.instagram.com/conditioning_lead/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D

HP
https://conditioning-lead.hp.peraichi.com/

筆者自身、野球に携わる仕事をしながらも、精神疾患の経験を持っているため、非常に興味深い内容でした。

そこで、今回は、イップスについて、上記お二方の知見や、筆者自身の経験を基に、イップスを改善する3つの方法をご紹介致します!

努力する選手が少しでも成果を上げられる様に、是非、最後までご覧下さい!



目次

イップスを改善する3つの方法

では、早速、冒頭のお二方の動画から見る、改善方法3つ紹介します!

  1. 心の緊張状態の改善
    イップスは、失敗経験を基に、他の心理的要因が重なって発症することが多いため、心の改善が必要です。
  2. 本来使うべき動作の改善(投球であれば肩甲骨周りなど)
    緊張状態でプレーしていると、元々は出来ていた動きが出来なくなります。
    本来の動きを取り戻すアプローチが必要です。
  3. 酷使してきた体の改善
    選手は酷使により、疲弊した体でプレーを続けることで、知らず知らずの内に、本来の動きが出来なくなることがあります。体の改善が必要な場合があります。

恥ずかしながら、少しばかり武道に携わっていた筆者からすると、目からウロコの話ばかりでした。武道で言うところの「心・技・体」の一致が必要だということが分かりました。


イップスとは

そもそもイップスとはどんな状態なのでしょうか。
Wikipediaでは、この様に載っています。

イップスは、主にスポーツの動作に支障をきたし、突如自分の思い通りのプレー(動き)ができなくなる症状のことである。野球やゴルフ、テニス、ダーツなどのスポーツに多く見られる。学術的には局所性ジストニア(職業性ジストニア)と同義で考えられ、神経疾患に分類されている。脳の構造変化が原因といわれ、同じ動作を過剰に繰り返すことによって発症し得ることが明らかになっている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9

と定義されています。

元々、出来ていたプレーが、突如、出来なくなるというもので、例えば、元々悪送球の多い選手をイップスと定義することは出来ないでしょう。
根本の体の動きなどに問題があるケースと考えられます。

イップスの治療方法は未だ、確立されていないのが現状とのことで、諸説あるそうです。
今回は、冒頭で紹介したお二方の知見から紹介します。


イップスの原因

次に、何故イップスになってしまうのでしょうか。
お二方の動画では、次の様な例が出されていました。

例1)暴投してしまった→自分のプレーが原因で負けてしまった
例2)しっかり投げろ!と罵声→投げられない→さらに叱咤

といったものです。

失敗体験にプラスして、外的要因があることが多いという印象です。

筆者も経験のある、心理的な面から捉えると、「ストレス」に似た発症ではないかと考察しました。

「ストレス」は、ストレッサーというストレスの原因があり、それにプラスして外的要因などがあると、身体症状といったストレス反応が出るとされています。

今回の例で言えば、失敗経験が「ストレス」となり、指導者の叱りなどが外的要因となったことで、ストレス反応として「イップス」という体の反応が出たのでは無いかと考察しました。

ストレスと似た要因であれば、改善方法は個々によって様々です。
自分自身の捉え方を変えれば治るのか、指導者が変われば治るのか、種々あるでしょう。

1人で悩まずに、専門的な見地から、個々に合ったアプローチすることが必要です。

【関連記事 :ストレスについての記事はこちらから!是非、併せてご覧下さい!】


イップスへのアプローチの仕方

では、実際にどの様なアプローチがあるのでしょうか。
お二方の動画では、下記の様なアプローチ方法が紹介されています。

  • 野球は投球やスローイングのイップスが多い
  • 個々に合ったアプローチが必要
  • 原因を探る
  • 失敗体験とその裏にある背景を探る
  • イップスになった時、受け入れて欲しい人やそっとしておいて欲しい人などそれぞれ
  • 使うものを変えるアプローチ。例えば、野球ボールでは無いボールを投げてみる
  • 成功体験を与える
  • 本来使わなければいけない体の部分が無いかを探る
  • 怪我が治りきっていない可能性を探る

といった様に、それぞれの原因やプレーに合ったアプローチ方法が非常に印象的でした。


まとめ

いかがでしたでしょうか。
スポーツに失敗は付きものです。

失敗して怒られ、自信を無くして行くと、「また失敗しちゃいけない」「どうにかしないと」という心理になってしまいますよね。

その心理状態で、緊張せずにプレーは出来ません。
緊張すると、筋肉は強ばってしまい、今まで出来ていた体の動きは出来なくなってしまいます。

体の動きが出来なくなると、成功体験は生まれず、どんどん自信を無くしてしまい、さらには怪我の原因にもなってしまいます。

満足なプレーが出来無くなってしまったまま、競技者人生を終えてしまうのは、努力している選手にとって、また、真摯に指導していらっしゃる指導者や保護者の方にとっても非常に悲しいことです。

選手本人は、一生懸命やっているが、上手くいかず、見ている側もかわいそうになる光景です。
指導者の方も、どうにかしてあげたいと様々な取り組みを行い、中々うまくいかず、もどかしい気持ちになるでしょう。

今回のお二方の動画は、そんな選手、1人1人に合ったアプローチによって、1人でも悲しい選手が減るために、努力を重ねる先生達のお話でした。

悩んでいる選手や、その関係者の方は、アプローチを変えることで選手の可能性が広がるという、幅広い視野を持って、相談を検討されてはいかがでしょうか。

【コンディショニング整体leadInstagramから参照】

かふう整体院院長 平田 雅氏
【《運動学×脳科学》イップス改善の専門家】
Instagram
https://www.instagram.com/masashi_hirata27/?hl=ja
HP
https://linktr.ee/masashi_hirata27

お問い合わせはInstagramのDMからでも大丈夫です!

コンディショニング整体lead院長 大野 稔氏
【柔道整復師×トレーナーの「2つの資格」からの動作改善】
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