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ストーカー相談できていますか?~深刻化させないための3つの方法~「学んで防ぐ!犯罪や交通違反の予防シリーズ」

2022年5月17日

近年、ストーカーは形を変え、一昔前の様な、電話を何度もかけたり、待ち伏せしたりといった内容から、GPSを利用して位置情報を確認したり、ネット掲示板に掲載したりなど、現代社会の流れに併せて多種多様になってきています。

法律としても、「ストーカー規制法」が令和3年6月15日に改正され、GPSに関する項目が追加され、強化されました。

しかし、筆者も某県警察官として約18年間勤務した中で、年間3,000件前後の相談を長年管理してきましたが、経験上、

ストーカーが深刻化してからの相談が多い

と感じていました。

その理由は、

「相手が元々友人で、事件にしたくない」
「相手が同僚や上司で、その後の生活を考えると誰にも言えない」
「これくらいのこと、自分が我慢していればそのうち良くなるだろう」

などと、相手が身近な人であったり、どの程度の被害があれば相談して良いのか分からなかったりといった、相談しにくい実情がありました。

実際に、警察に相談すれば、被害の申告を受ければ、対応に向けた話を薦められますが、相手から逆恨みされたり、エスカレートしたりするケースもあります。
しかし、警察も、ケアを重視しており、様々な対策を講じています。

また、被害の程度で悩む場合、ストーカーは

  • 被害に遭っている方が恐怖を感じた時点
  • 「何度も」というのは、一般的に3,4回
  • 「嫌だ」という意思を示したにも関わらず押しつけてきた場合

といった場合は、ストーカーになり得ます。

といった様に、自身の判断で相談して良いのです。

しかし、

「いきなり警察に相談なんて」
「でも深刻化はさせたくない」

と思われる方も多いでしょう。

では、ストーカーを深刻化させないためにはどうすればいいのでしょうか。

そこで、某県警察官として約18年間勤務し、年間3,000件近い相談を長年管理してきた筆者の経験や、知人警察官からのリサーチを基に、「学んで防ぐ、犯罪や交通違反の予防」シリーズとして、今回はストーカーについて深刻化を防ぐ3つのポイントをご紹介致します。

学んで防ぐことで、事態を深刻化させず、不幸な結果を生まないために、是非、最後までご覧下さい。

【関連記事:「学んで防ぐ!犯罪や交通違反の予防シリーズ」はこちらにも!是非、ご確認下さい!↓↓】

歩行者妨害違反編
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ゾーン30編
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免許更新オンライン化
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自転車保険義務化
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目次

ストーカーを深刻化させないための3つの方法

ストーカーの被害を深刻化させないための防止方法は、経験とリサーチから、この3つです!

  1. 相談する(警察・信頼できる人・相談サービスなど)
  2. 防犯グッズの活用(防犯ブザー・二重ロック
  3. 状況や内容をメモしておく・保存する


1人で悩んでいると、どうしていいか分からなくなります。

また、実際に危険を感じた場合は、防犯グッズは有効です。

被害の状況確認には、状況をメモしておきましょう。送られてきたメールなどがあれば、嫌でしょうが、保存しておいた方が、ご自身のためになります。

是非、この3点に注意して頂き、深刻化する前に、相談して頂きたいと思います。
警察に相談することをためらう場合は、誰でも構いません。相談しましょう。

決して1人で悩まずに。1人で悩んでいると、次第に恐怖感を覚え、外出すらためらう状況になってしまうこともあります。そうなる前に相談しましょう。

当社LUIS FIELDでも相談サービスを請け負っております。
相談相手にお困りの場合は、是非、ご活用下さい。私の経験からでもアドバイスやサポートをさせて頂けます。

【当社のサービス内容やお問い合わせはこちらから!お気軽にご相談下さい!】


ストーカーとは

では、そもそもストーカーとは、どの様に定められているのでしょうか。
ストーカー規制については、ストーカー規制法に定められています。
ストーカーを規制する目的や、実際の件数をご紹介します。

ストーカー規制の目的

ストーカーを規制する目的は、ストーカー規制法第1条に定められています。

ストーカー行為を処罰するなどストーカー行為について必要な規制を行うとともに、その相手方に対する援助の措置等を定めることにより、個人の身体、自由及び名誉に対する危害の発生を防止し、あわせて国民の生活の安全と平穏に資することを目的とする。

警察庁ストーカー規制法第1条ストーカー規制の目的

難しく書いてはありますが、ストーカーを規制することで、被害の発生を防止し、援助することを目的としています。

しかし、実際には、筆者の経験上も、相手が元々友達であったり、職場の同僚であったりと、その後の関係を考えると相談しにくいと感じてしまい、被害に遭ってしまうケースも多いです。

被害の発生を防止することを目的としているため、深刻化する前に防止したいと強く思っております。

ストーカーの件数

警察庁のデータによると、

  • ストーカー相談等件数は、平成 24 年以降高水準で推移
  • 平成30 年から少しずつ減少し、令和3年は 19,728 件(前年比-461 件,-2.3%)と少し減少
  • ストーカーの行政措置としては、令和3年は 2,055 件(前年比-91 件,-4.2%)と前年より少し減少
  • 禁止命令等は、平成 29 年以降急増し、令和3年は 1,671 件(前年比+128 件,+8.3%) と最多
  • ストーカー規制法違反の検挙は、令和2年に法施行後最多令和3年は 937 件(前年比-48 件,-4.9%)と減少
  • ストーカー事案に関連する犯罪の検挙は、平成 29 年以降減少傾向であったが、令和3年は 1,581 件(前年比+63 件,+4.2%)と2年連続で増加
  • 被害者は女性が87.6%
  • 被害者の年齢は20代、30代で50%以上
  • 加害者は男性が80.7%
  • 加害者の年齢は20代~50代でそれぞれ15%前後と幅広い年齢層
  • 被害者と加害者の関係は、70.3%が、友人、職場、元交際相手といったよく知っている相手
  • ストーカーの原因は、好意の感情が80%以上

といった傾向にあります。

【参考 :警察庁 ストーカー・DV等

注目するデータは、ストーカー規制法以外の刑法犯などで検挙した件数が2年連続増加という点です。
これは、ストーカー規制をする前に、他の犯罪に遭ってしまったということです。
発生前に予防したいと強く思います。


ストーカーの要件

では、どの様なケースがストーカーになるのでしょうか。

ストーカー規制法第2条第1項に以下の条件があります。

【参考 :Wikipedia ストーカー行為等の規制等に関する法律

どれかに該当すれば、ストーカーになる可能性があります。
※9・10は令和3年6月15日に改正され、追加されました。

難しかったり、分かりづらい記載の法律は、出来るだけ分かりやすく説明します。

  1. つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき等
    例 :つきまとい、待ち伏せ、進路に立ちふさがる。自宅、職場、学校等や実際にいる場所の付近で見張り・押しかけ・うろつく
  2. 監視していると告げる行為
    例 :行動や服装をメールや電話で告げる。いつも見ているといった内容を告げる。よくアクセスするネット上の掲示板に、行動内容の書き込みをする
  3. 面会や交際の要求
    例 :面会、交際、復縁等の義務のないことを執拗に求める、贈り物を受け取るように無理に要求する
  4. 乱暴な言動
    例 :大声で「バカヤロー」などと怒鳴ったり、粗暴な内容のメールを送信したりする。家の前で、車のクラクションを鳴らすなどの威圧的なことをする
  5. 無言電話や拒否しているのに何度も電話・FAX・メール・SNS・文書を送ってくる
    例 :無言電話、拒否しているのに、何度も携帯、会社、自宅に電話をかけてくる。拒否しているのに、何度もFAX、メール、SNS、文書などを送ってくる
  6. 汚物などの送付
    例 :不快な気持ちや、嫌な気持ちを与えるものを自宅や職場などに送り付ける(汚物・動物の死体など)
  7. 名誉を傷つける
    例 :中傷したり名誉を傷付ける内容を告げたり、メールを送る
  8. 性的しゅう恥心の侵害
    例 :わいせつな写真を、自宅などに送り付ける。電話や手紙で、卑わいな言葉を告げる
  9. GPS機器等を用いて位置情報を取得する
    例 :アプリを用いて、スマホの位置情報を知られる
  10. GPS機器を取り付ける行為など
    例 :車にGPS機器を取り付けられる

この1~10のどれかを繰り返し行うことを「ストーカー行為」と規定されています。

ただし、1~4と5のメール送信は、身の危険を感じたり、自由に行動が出来ないくらい不安を感じさせられたりした場合に限られます。

このただし書きは、抽象的に感じますが、危険を感じる程度は人それぞれ異なります。
少しでも不安に感じたら、重大化する前に、相談
することが大切です。


ストーカーの罰則

実際に警察に相談した場合、相手に対して以下のことをすることが出来ます。

  • 警告:相手に警察から「ストーカー行為をやめなさい」と警告することができます。要望があったときに、書面や電話などで行われます。警告のみの場合、法的な強制力はありません。
  • 禁止命令都道府県公安委員会が「その行為をやめなさい」と命令することができる制度です。被害者に接触しない、連絡を取らない、近づかないことなどが内容に含まれることが多いです。
  • 処罰:上記の「ストーカー行為」被害にあっている場合、処罰を求めることができます。
  • 罰則ストーカー行為をした者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金(第18条)
    禁止命令等に違反してストーカー行為をした者は、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金(第19条)
    禁止命令等に違反した者は、6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金(第20条)

多くは、警告や禁止命令を経て、それでも従わない場合は、逮捕されるケースが多いです。


ストーカーの特徴

筆者の元警察官としての経験や、知人警察官などからのリサーチも含め、ストーカーを相談出来ない理由や、ストーカーをする人の特徴をご紹介します。

ストーカーを相談出来ない理由3選

まずは、相談出来ない理由3選です。先ほどの、統計データからも、相手は近しい人間が多く、相手が分かっているからこそ相談出来ないケースが多いです。

  1. 相手が近しい人のため、その後の関係性を考えると相談出来ない
    その後の関係を考えたり、相手のことを考えたりするあまり、相談出来ずにいるケースは多いです。
  2. 一時だけのことだろうと思い、相談する程ではないと考え、エスカレートしてから相談する
    少し我慢すれば落ち着くだろうと思っていたら、外出するのも危険な状態にエスカレートするケースもあります。
  3. 相談すると、逆恨みされてしまうのではないかという恐れから相談出来ない
    警察などに相談し、警告や禁止命令をしてもらおうと思っても、相手が逆上するのではないかなど、さらなる危険性を考えて相談出来ないケースもあります。

ストーカーをする人の特徴3選

次に、ストーカーをする人の特徴3選です。好意の感情からストーカーになるケースが多いため、特徴も好意から来ていることが多いです。

  1. 相手が、自分のことを好きだと勘違いする
    拒否されても、「嫌だ嫌だも好きのうち」と勘違いしてしまったり、1度会っただけで、交際して気持ちでいたりするケースがあります。
  2. 過去の言動を都合の良い様に解釈する
    交際中などの言動や、普段の会話から、都合の良い様に解釈し、自分のことを好きだと思ったり、交際を解消したはずが、まだ自分のことを好きだと勘違いしていたりするケースが多くあります。
  3. 拒否されると逆恨みする
    拒否することで、逆恨みし、それまで交際要求していた人が、急に暴力的な言動をしてくるケースが多いです。

ストーカーの事例3選

では、ストーカーの事例では、実際にどの様な事例があるのでしょうか。
ストーカーという言葉が世間的に取り上げられた事例では、桶川ストーカー殺人事件が有名です。

女子大学生が元交際相手の男を中心とする犯人グループから嫌がらせ行為を受け続けた末、1999年(平成11年)10月26日に埼玉県桶川市のJR東日本高崎線桶川駅前で殺害された事件。この事件が契機となり、2000年に「ストーカー規制法」が制定されました。

桶川ストーカー殺人事件 – Wikipedia

ここでは、他の重大ストーカー事件2つと、最近の事例を1つの計3つを紹介致します。

被害に遭われた方のご冥福を心よりお祈りするとともに、ご遺族の方々や関係者の方々の心の回復が少しでもされます様に、心より祈っております。

三鷹ストーカー殺人

平成25年10月8日、午後4時55分頃、東京都三鷹市井の頭1丁目の路上で「女の人が刺されている」と110番通報をもとに三鷹警察署員が駆けつけると首から血を流し、自宅前の路上に倒れている鈴木沙彩さん(18歳)を発見。約2時間後に死亡が確認された。
被害者の鈴木沙彩さんと池永チャーチルトーマス容疑者は、SNSを通じて平成23年に交際に発展。
翌平成24年の9月、海外留学を前に鈴木さんはトーマス容疑者に別れを告げる。しかし、帰国後の平成25年3月にトーマス容疑者が復縁を迫るが、拒否するとストーカーに発展。
「写真を送れ、送らないと俺は死ぬ」、「自分と付き合わないと、交際していた時の写真を配る」といった内容をフェイスブックに書き込むなどしていた。
6月には鈴木さんの父親がトーマス容疑者に連絡をしないように伝えていたが、9月末にトーマス容疑者は自宅の関西から夜行バスで上京し、刃渡り15cmのナイフを購入。
鈴木さんの登校時間を狙って自宅付近で待ち伏せをする。この頃、鈴木さんはトーマス容疑者から「殺す」というメールが来ていたこともあり、学校に2回相談した。不安を感じた鈴木さんは10月8日の午前中、ご両親とともに三鷹警察署を訪れ相談。三鷹署は警告のためトーマス容疑者に3回電話したが繋がらなかったため、留守番電話に警察に連絡する旨を残した。
同日午後、トーマス容疑者は昼頃に鈴木さん宅に侵入し、鈴木さんの部屋のクローゼットに隠れ、帰宅した鈴木さんを襲う。
鈴木さんは外まで逃げだすも、自宅前の路上で首や腹などの数カ所にわたって刺されたもの。警察は、午後6時半ころ、トーマス容疑者を発見し殺人未遂容疑で逮捕。
それから間もなく午後7時頃、搬送されていた病院で沙彩さんの死亡が確認された。

三鷹ストーカー殺人事件 – Wikipedia

市川ストーカー殺人事件

平成25年11月27日、千葉県市川市の繁華街で22歳の女性が、子供と交際中の男性の目の前で刺されたストーカー殺人事件。
被害者の湯浅さんが平成21年頃、岡逸人(当時23歳)容疑者と店で知り合い、交際に発展。する事となる。翌平成22年に娘を出産。その後、同棲を始める。
しかし、その後に別れることとなり、復縁を求める岡容疑者との間でトラブルになった。
千葉県警市川署によると、湯浅さんは平成25年9月に、2人の男性について計3回、「元交際相手(岡容疑者)から復縁を迫られ困っている。別の男性とも金銭トラブルがある」と同署に相談している。
千葉県警はこの2人の男性へ、ストーカー規制法に基づいて口頭で警告をしている。
湯浅さんは事件当日の午後4時頃、当時交際中の男性と車で娘の保育園に迎えに向かう。
岡容疑者は、保育園から尾行すれば湯浅さんの新居がわかるだろうとタクシーで張り込み、娘を乗せて発進する車を尾行するようにタクシー運転手に指示した。
湯浅さんは娘とともに宝くじを買うために下車したところ、尾行していた岡容疑者もタクシーを下車し、湯浅さんの右脇腹を刃物で刺して逃走した。
岡容疑者は、警察により、八丈島で逮捕された。

市川ストーカー殺人事件 | ストーカー対策相談センター(全国) (xn--lck1a7b2mb.jp)

福井県GPSを利用したつきまとい行為

最近の事例として、GPSを利用したストーカー事例をご紹介します。

衛星利用測位システム(GPS)を悪用し女性に付きまとったなどとして、福井県警大野署、県警少年女性安全課は3月22日、ストーカー規制法違反(ストーカー行為)の疑いで、大野市の無職男(22)を再逮捕した。同署によると、「ストーカーをするつもりはなかった」などと一部否認している。
再逮捕容疑は21年11月14日、県内在住の20代女性の立ち寄り先付近で見張りをし、同年12月7日、女性所有の車に取り付けたGPS機器から位置情報を21回にわたり取得し、ストーカー行為をした疑い。
同署によると男は、住居侵入と傷害の疑いで3月2日に逮捕され、その後の捜査で今回の容疑が分かった。福井地検は22日、住居侵入と傷害の罪で起訴した。

女性の車にGPS取り付け位置把握…ストーカー疑いで22歳男を逮捕、一部否認 福井県警(福井新聞ONLINE) – Yahoo!ニュース

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ストーカーは、事例をみても、また、経験上も悲惨な事件もあり、発展すると怖いものです。

最初にストーカーを深刻化させないための3つの方法をご紹介しましたが、

相談することで、様々な解決方法が見つかります!
防犯グッズの活用で、事態が急展開した場合に備えられます!
記録化しておくことで、相談した時に速やかに対応が取れます!

この記事をご覧頂いている方で、不安に感じていることがあれば、今日から実行しましょう。

また、

「あれ?おかしいな。」
「ひょっとしてあの影は…」
「誰かに付けられているのでは…」

など、不安なことがあれば、決して1人で悩まずに相談しましょう。

もし、

「警察に相談する程ではないのでは?」
「相談したいけど相手がいない」

などのお悩みがありましたら、当社(LUISFIELD(ルイスフィールド))でも相談サービスを請け負っております。
是非、お気軽にご連絡を下さい!

1人でも悲惨な事件を無くし、事前に予防するために、是非、防止に向けた取り組みをしてみましょう。

筆者は、今後も事前に予防することに向けた発信を随時していきます!
是非ご覧頂けると幸いです!

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