【必見】確実に迫る人口問題に備えるべき3つのこと~日本に訪れる危機への準備を~
最近、「物が高い!」と感じることが多くないですか?
筆者自身、最近、「ガソリンが高いなあ」「野菜が高すぎ!」などと感じています。
筆者は、元々警察官として長年勤務していたためか、直近に迫った選挙にも興味があり、情勢を見ています。
すると、あることに気が付きました!
「物価が上がっているのに給料が上がらない」
「統計データを見ると、給与が下がっているのは、G7で日本だけ」
「税金は下がる見込みが無い」
という現実です。
※G7…先進国首脳会議
はっきり申し上げて、危機感を強く感じました。
さらに追い打ちをかけるのが人口問題です。
人口問題が騒がれていることはご存じだと思います。
上記の物価問題などと人口問題は今後大きく関係してくるでしょう!
しかし、実際にどれくらいの影響があるか、知らない方は多いのではないでしょうか。
そこで、元警察官として約18年勤務し、長年、年間約3,000件前後の相談を管理してきた筆者が、厚生労働省のデータやリサーチ結果を基に、人口問題に備える3つのポイントをご紹介します。
今後、必ずやってくることです。
手遅れにならないように、備えておきましょう。
是非、最後までご覧頂ければ幸いです。
目次
人口問題に備えておくべき3つのこと
早速、備えておくべき3つのことを紹介します!
近い将来必ずやってくる危機の備えておきましょう!
備えるべきこと① スキルアップ
今後、突然、仕事が無くなる世の中が訪れることが予想されます。
自分のスキルを磨いておくことで、対応出来るようにしましょう。
備えるべきこと② 時代の流れに柔軟に対応する
めまぐるしく時代は動いています。
10年位前に、こんなに多くの方がスマートフォンばかり見ている世の中を誰が予想したでしょうか。
今後、さらに変わって行くでしょう。
話題になっている、WEB3.0の時代ももうすぐやってきます!
乗り遅れることの無いようにしましょう!
※WEB3.0については、別記事で詳しく紹介します!
備えるべきこと③ 政治への関心を持つ
政治は興味が無い方も多いでしょう。
筆者は、元々の仕事柄、興味を持っていましたが、多くの方は興味が無いと思っています。
しかし、この問題は、必ず全員に降りかかることです。興味を持って見てみましょう。
見てみると、疑問や不安が沸き、自ら調べて見ることで、知識が広がり、自分自身の行動傾向が変わるきっかけになります。
実際、2022年7月10日に参院選が行われますが、ご存じですか?
上記は前回、2019年の参院選投票率です。
この様に、高齢者の投票率が高く、「シルバー民主主義」といった、高齢者向けの民主主義になってしまうといった言葉があるほどです。
意見を反映させるためにも、関心を持って見ることをオススメします。
人口問題の現状
厚生労働省などのデータを基に、人口問題の現状を説明します。
現状① 進む少子化
出生率に関するデータをご紹介します。
- 2021年データでは、日本の出生率は1.3と前年比0.03低下
- 出生率の水準は、1.5未満が「超少子化」とされ、1.3未満はさらに深刻な状況
- 日本の出生率は、世界で191位
- 先進国は、出生率が低下している傾向にある
【参考 :EREMINIST【2021年】世界の出生率の現状 国別ランキングと今後の予測https://eleminist.com/article/1714】
単純な計算で、出生率が2.0以上無いと、少子化は進むとお分かり頂けると思います。
出生率1.3は、かなり深刻な状況と言えるでしょう。
現状② 進む高齢化
人口に対する高齢者の割合をご紹介します。
- 2021年の日本の総人口は約1億2,547万人
- その内、年少人口は約11.8%、生産年齢人口は約59.4%、高齢者は約28.8%
- 予測としては、今後も人口は減り続けるとされている
- 2055年には、総人口8,993万人、年少者8.4%、生産年齢者51.1%、高齢者40.5%と予測されている
【参考 :内閣府 少子化の状況及び少子化への対処施策の概況https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2021/r03pdfgaiyoh/pdf/03gaiyoh.pdf】
生産年齢者とは、15歳~64歳の働ける年齢層のことを言います。
生産年齢者の割合が減り、高齢化が進むという、経済成長が難しい現状が分かります。
現状③ 進む非婚化・晩婚化
時代の背景と共に、非婚化・晩婚化が進んでいます。
- 非婚化・晩婚化が進んでいる
- 結婚への不安に56.5%が経済的不安を抱えている
- 2020年は、婚姻件数52万5,507組
- 戦後の1947年は、93万4,170組と、比較すると大幅に減少傾向にある
- 2020年の平均結婚年齢は、男性31.0歳、女性29.4歳
- 戦後の1947年は、男性26.1歳、女性22.9歳と、比較すると晩婚化が進んでいる
【参考 :厚生労働省 人口動態統計https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei20/dl/15_all.pdf】
といった様に、ライフスタイルの変化などにより、非婚化・晩婚化が進んでいます。
人口問題が起こる原因
では、何故人口問題が起こるのでしょうか。
厚生労働省などのデータを基に、筆者の考察をまとめました。
原因① 高齢化対策に力を入れた結果
現在の日本は、高齢化対策に力を入れているものの、少子化対策には、さほど予算をかけていません。
国家予算の中の社会保障の内、高齢者対策には66.3%、少子化対策には7.2%となっています。
GDP比という比較もあります。
GDPとは、国民総生産の略で、国の豊かさを示す指標とされています。
日本は、1.29と他国と比較してもかなり少ない予算です。
政治の面から考察すると、投票に行く高齢者へは手厚くせざる負えない状況であると考察します。
原因② 女性の社会進出
次に、女性の社会進出が進んだことも背景あると言えます。
一昔前は、男性が働き、女性が家庭を守るといった構造が当たり前の様にありましたが、現在は、共働き世帯や、女性のキャリアアップも当たり前になっています。
女性の社会進出は問題ではありません。
問題は、女性が社会進出した場合の制度を整えることにあります。
働きたいという意欲を持った女性が、家庭と仕事を両立出来る制度を整えることが必要です。
言葉ばかりのワークライフバランスでは意味が無いのです。
筆者も共働き世帯ですが、妻の帰りは遅いです。
働く女性に対して呼びかけるのではなく、雇用主側に働きかけることが必要と言えます。
原因③ 経済的不安による非婚化・晩婚化
非婚化・晩婚化の要因は、近年の非正規雇用割合の増加によって、経済的な不安があると言えるでしょう。
1991年と比較すると、大幅に非正規雇用割合が増加していると言えます。
当然、正規雇用の方が、給与面の待遇は良くなり、福利厚生面も手厚くなります。
実際に、結婚への不安は、経済的な不安を抱える方が最も多く、経済的な安定を図る必要があると言えます。
【参考 :内閣府 非婚化対策白書https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2021/r03pdfhonpen/pdf/s1-4.pdf】
日本に訪れる危機
では、現状や原因を説明してきましたが、今後、予想される日本に訪れる危機はどの様なものでしょうか。
上記のリサーチ結果などを基に、考察します。
危機① 給与が下がり、物価が上がる
人口問題から見ても、現状のままでは、経済成長を見込むのは難しい状況にあります。
経済成長が無ければ、輸入に頼った日本の現状では、物価は上がるでしょう。
また、経済成長が難しい状況では、給与も上がることは難しいでしょう。
こちらはG7の年収推移です。
経済大国と言われている日本ですが、いかに年収が低いかがお分かり頂けるでしょう。
危機② 若年層への社会保険料負担増加
日本の強みであった、終身雇用制度は崩壊しています。
以前は、同じ会社で働き続ければ一生安泰という考えの基、会社に奉公することが当たり前の世の中でありました。
しかし、人口比率の変化や、働き方の変化などにより崩壊しています。
そんな中でも、日本は、国民皆保険制度を適用しているため、社会保険料は支払い続けなければなりません。
高齢者が増えれば、当然、働き盛りの年代が肩代わりしなければならないのです。
それも、少子化のため、現在働き盛りの方が高齢者になった時、保障される可能性は高いとは言えないでしょう。
実際のデータでは、2050年には、労働者1.2人で高齢者1人を支えると予測されています。現在は、2.4人で1人を支えている計算のため、半分になる計算です。
【参考 :厚生労働省 社会保障を教える際に重点とすべき学習項目https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/text.pdf】
危機③ 高齢者介護の人手不足
人口問題と並行して訪れる高齢化社会ですが、高齢者介護は、賃金が安いとこや、とにかく労働がきついといった理由で人手不足が深刻です。
今後益々、進む高齢化社会において、一刻も早い対策が必要と言えるでしょう。
【関連記事 :高齢者問題については、こちらの記事でも紹介しています!是非、ご覧下さい!】
まとめ
いかがでしたでしょうか。
非常に深刻な問題であることがお分かり頂けたと思います。
今回、掲載しませんでしたが、筆者は元警察官であるため、こういった経済不安に陥った時、犯罪の発生率が上がる傾向にあるので、そちらも懸念しています。
そちらについては、また、別記事で詳しく紹介して、予防していきたいと思っています。
個人だけの努力ではどうにもならない問題ですが、1人1人が意識して取り組むことで、好転するものです。
他人事では無い、近い未来のために、今から関心を持って情報を集め、出来る努力をして備えておきましょう。
「あの時やっておけば…!」と後悔しない様に、今から準備しましょう!
筆者は、今後も有益な情報を随時発信していきます!
【この記事を書いた人はこんな人です!是非、ご覧下さい!↓↓】
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