【涙腺崩壊】スラムダンク6選手から生き方を学ぶ!~マンガで学ぶ!役立つマインドシリーズ~
2021年、名作マンガの映画化が発表されました。
1990年代に一世を風靡した「スラムダンク」です!
2022年秋に公開予定と発表されると、ファンの間で、一気に話題となりました。
「インターハイをかけた陵南戦か?」
「マンガの最終戦となった山王戦か?」
「未来を描いた作品か?」
などと、様々な憶測が飛び交っています。
スラムダンクは、終了から25年が経過した今でも、この様に話題となる、非常に支持の高い名作です。
実際に筆者も学生時代にスラムダンクを見て育ちました。
毎週、ジャンプを見てはハラハラドキドキし、時に涙を流し、単行本も全巻揃え、何度も読んでいるのに、何度も涙を流しました。
そんなスラムダンクが、再び脚光を浴びることを、ファンとして嬉しく思っています。
そこで、スラムダンクファンの筆者が、社会人となり、世間の荒波や大病など、様々な経験をした中で、実際にスラムダンクの名シーンから学べるマインドを紹介します。
スラムダンクファンのみならず、スポーツ関係者や社会人で苦労されている方でも、心に刺さる名シーンが盛り沢山です!
是非、最後までご覧下さい!
目次
スラムダンクの簡単なあらすじ
スラムダンクは、1990年から1996年まで、週刊少年ジャンプで連載された高校生のバスケットボール漫画です。著者は井上雄彦さん。
単行本は31巻まで発売され、爆発的な人気を誇りました。
主人公の桜木花道は、バスケットボール未経験者の不良でしたが、湘北高校入学時に、バスケットボール部主将の妹である赤木春子に一目ぼれしたことをきっかけにバスケットボールを始めます。
未経験者ながらも、類まれな運動神経と物怖じしない性格から、着々と実力を付けていくと同時に、バスケットボールにのめりこんできます。
チームメイトは個性豊かで、レギュラーメンバーがそれぞれにエピソードを持っている他、ライバルチームの選手にも豊富なエピソードを持っていることが多く、見ている者を引き込んでいきました。
また、運動系の部活と言えば、先輩後輩の縦社会のイメージが強いですが、スラムダンクには全く感じさせないところが、当時としては稀有な作品となりました。シリアスな部分と、笑いの部分が同居していることが、人々を魅了させた要因とも言えます。
最終的には、インターハイ出場を果たし、インターハイ二回戦で対戦した最強チーム、山王高校戦に勝利後、桜木花道が怪我をリハビリ中の場面で物語は終わります。
人気絶頂期、さらには高校1年生の春から夏までの4か月程度を31巻ものボリュームで描かれた全体未聞の作品として、今もなお人気の高い漫画となっています。
スラムダンク6選手の紹介
では、スラムダンクのメイン選手6選手を紹介します。
桜木花道(あだ名:花道、天才桜木etc)
スラムダンクの主人公!
高校からバスケットボールを始めた元不良少年です。
類まれな運動神経と、物怖じしない性格から、メキメキと上達していきます。
瞬発力が人並み外れており、リバウンド能力は非常に高い選手です。
赤髪で強面な印象とお調子者な印象が強いですが、心優しい一面があります。
特に、仲間のピンチや命の危機には瞬時に反応し、的確に対応するといった、意外な一面を持ち合わせています。
流川楓(あだ名:ルカワ・LUKAWA)
中学時代からバスケットボール界では有名な選手でした。
能力は高いですが、スタミナ不足が課題の選手です。
主人公の桜木花道とは犬猿の仲ですが、徐々にお互いを認め合っていきます。
「日本一の高校生プレーヤーになる」といった強い自我を持つ選手でもあります。
とにかく、よく寝ます。
赤木剛憲(あだ名:ゴリ)
個性派揃いの湘北バスケットボール部をまとめる大黒柱のキャプテンです。
全国制覇を夢に掲げ、湘北高校が弱小チームであった時代から、チームを支えてきました。
3年生になった時、初めて自分のプレーや練習量に付いてきてくれる仲間達に恵まれ、それまでは孤軍奮闘で頑張ってきた、非常にストイックなプレーヤーです。
豪快なプレーに似合わず、実は頭が良いという、真面目な選手です。
宮城リョータ(あだ名:リョーチン)
湘北高校2年生です。低身長ながら、抜群の運動神経で、スピードとジャンプ力に優れたものがあります。
ヤンチャな一面も持ち合わせ、ケンカによる処分から、桜木花道達が入部した直後は休んでいました。
しかし、バスケットボール愛は変わらず、復帰するとチームに欠かせないポイントガードとして活躍します。
身長には強いコンプレックスを持っていますが、身長差を感じさせないプレーで相手を翻弄する選手です。
マネージャーの綾子が好きです。
三井寿(あだ名:ミッチー)
元中学MVPプレーヤーで、シュートセンス抜群のプレーヤーですが、高校入学後の怪我により、不良の世界へ足を踏み入れていました。
バスケットボール部の仲間や、監督である安西先生に救われ、プレーに復帰すると、スタミナ面ではブランクを感じさせますが、シュートセンスはさび付いておらず、度々、チームのピンチを救ってきました。
木暮公延(あだ名:メガネくん)
バスケットボール部副主将。キャプテンの赤木とは、中学時代からの親友です。
赤木とともに全国制覇を目標に頑張ってきました。
中々結果の出ない時期も、赤木を支え続け、3年夏は、レギュラーではありませんでしたが、チームのピンチには登場し、大事な役割を果たしています。
真面目で冷静な印象ですが、三井の不良エピソードでは、不良達に間に入って、物怖じせずに三井を怒るという一面もあり、内に熱い想いを秘めた選手です。
スラムダンク6選手から生き方を学ぶ
それでは、スラムダンク6選手の名シーンから、生き方を学んでいきましょう!
正直、スラムダンクは、湘北高校の選手以外にも、エピソードを持った選手が多く、悩みましたが、今回は湘北高校6選手に絞らせて頂きました。
湘北高校以外の選手については、また、別記事で紹介したいと思います!
桜木花道①「リバウンドを制する者は試合を制する」~道を外しても再び輝く~
桜木が得意としているリバウンドは、キャプテンの赤木が教え込んだものです。
この言葉も、赤木からのものですが、成長するにつれて、リバウンドの大切さを実感し、湘北高校に無くてはならない存在に成長。
桜木自身でも、この言葉や「リバウンド王桜木!」などと叫ぶ様になります。
リバウンドは、シュートが外れたボールを奪い、再びチャンスを手に入れる大事なプレーです。
元不良少年がリバウンドを制するというところに、一度は道を外しても、努力を重ね、再び輝くことができるというメッセージを感じます。
桜木花道②「さあ、整列だ」~チーム一丸となった思いやり~
インターハイ予選、綾南高校とのインターハイ出場をかけた試合終了後のエピソードです。
この試合で勝利し、インターハイ出場を決めた湘北高校。整列に向かう途中、今まで一番努力し、苦労してきた赤木キャプテンが涙で整列できない姿を一早く見つけます。
実は、この前の試合、海南高校戦で敗北した際には、逆の立場で桜木が声をかけられています。
今回は逆に、一番苦労をかけた桜木が、キャプテンにそっと寄り添い、声をかける名シーンです。
先輩も後輩も関係ない、チーム一丸となって努力を重ね、認め合い、思いやりを持ち合っているからこそ生まれるシーンですね。
どの社会でも、こういう人間関係であれば、無用なトラブルは無くなるでしょう!
流川楓①「左手は添えるだけ」~互いを認め信じあう~
インターハイ2回戦、最強高校の山王高校戦のクライマックスでのシーンです。
追い込まれた湘北高校、ゴール前まで、流川が持ち込み、決めれば勝ちという場面でディフェンスに阻まれます。
そこで、ゴール前45℃の位置に立つ桜木からかけられた声が「左手は添えるだけ」
これまで、犬猿の仲で、桜木へパスを出したことの無かった流川が、最後の最後でパスを出し、勝負を桜木へ託しました。
結果は、見事に決まり、大きなタッチを交わします。
どんなに仲が悪かったとしても、同じ目標に向かって努力を重ねる仲で、お互いを認め合っていく姿は、思わずグッとくる名シーンです。
嫌いだからといって突き放すことは簡単ですが、ともに努力し、認め合うまでになることは簡単ではありません。
社会を生き抜く中でも、参考になりますね!
流川楓②「日本一の高校生になりなさい」~上には上がいる。努力を重ねる~
強い自我を持つ流川は、監督の安西先生にアメリカ行きを打診しますが、安西先生からかけられた言葉です。
まだ、日本一の高校生になれていないということで、流川は悔しさを滲ませますが、綾南高校の仙道や、山王高校の沢北に、1対1では打ちのめされます。
しかし、何度でも諦めず、試合終盤では、何度か1対1で勝つシーンも描写されています。
天才と言われる選手でも、「上には上がいる」ということ、実力のある選手は、「それだけ努力を重ねている」ことがよくわかる描写になっています。
赤木剛憲①「泣くな」~リーダーのあるべき姿~
インターハイ予選の海南高校戦で、逆転勝利の可能性がある中、桜木のパスミス(海南高校高砂を赤木と間違えてパスをしてしまった)によって敗北してしまいます。
泣きじゃくり、整列が出来ない桜木に対して、赤木が冷静に声をかえたシーンです。
本来であれば、ずっと努力を続けてきた赤木が一番悔しいはずですが、キャプテンとして、周囲をよく見てケアをする姿に胸を打たれます。
チームのキャプテン・リーダーとしてのあるべき姿を感じます。
赤木剛憲②「俺は間違ってはいなかった」~信じて努力する~
インターハイ予選海南高校戦で、自分のプレーが、神奈川ナンバーワンチームにも十分に通用することを実感した際のコメントです。
3年生になるまで、負けてばかりのチームの中で、強いチームを作ることを目標に持ち続け、人一倍努力を重ねてきた中で、自分の考えや行動が間違えていなかったことを実感できたのです。
自分や仲間を信じ、努力する中でも結果が出ずに不安になることもあったでしょう。
信じて努力することの大切さを感じます。
宮城リョータ①「ドリブルこそチビの生きる道」~自分の武器を磨く~
インターハイ、山王高校戦でのエピソードです。周りはポイントガードでさえ大柄な選手が多い中、低身長でも出来る、自分のプレーを見せつける中でのコメントです。
大きな選手でなければ活躍できないという概念を覆し、自分の武器を発揮して活躍する姿に胸を打たれます。
固定概念に捕らわれず、自分の武器を持つことの大切さを感じます。
宮城リョータ②「いちばん過去にこだわってんのはあんただろ!」~今を生きる~
バスケットボール部に三井の軍団が襲撃してきた際のエピソードです。
2年生の宮城が、3年生の三井に物怖じせず、諭すシーンとなります。
宮城も、一度は三井に巻き込まれ、ケンカ騒動となってバスケットボールが出来なくなってしまいました。
恨んでいてもおかしくありませんが、本当はバスケットボールがしたいという三井の気持ちを知っているからこそ、言える言葉です。
今を大切に生きるという、大事なことを学べます。
三井寿①「バスケがしたいです」~自分の気持ちを素直に表す~
怪我に打ちひしがれ、不良となってしまった三井が、不良仲間とバスケットボール部を襲撃した際のシーンです。
けが人ばかりの大騒動となりましたが、クライマックスに監督の安西先生が登場します。
三井は、安西先生を慕って湘北高校に来た経緯があり、安西先生の姿を見ると、泣き崩れ、「バスケがしたいです」という本音を吐露しました。
素直な気持ちを吐き出した後は、湘北高校のメンバーは誰も責めません。
自分の気持ちに素直になる大切さを感じます。
三井寿②「この音が俺を蘇らせる何度でも」~何度でも這い上がる精神力~
三井は、ブランクがあり、スタミナに難がある面が何度も描写されています。
そんな中、迎えた山王高校戦。
疲労困憊であることが、誰の目からも明らかな状況の中、点差が徐々に開き、ピンチを迎えます。
そこで、三井の必殺技3Pシュートが連発して飛び出します。
最早、腕も上がらないのではないかと思われる程、疲労が激しいことが明らかであるにも関わらず、何度もシュートを決めて、点差を縮めていく中でのこのコメントです。
どん底から這い上がってきた男の、強い精神力、諦めない心を感じます。
木暮公延①「入った」~努力を重ねる~
インターハイ進出をかけた綾南高校戦でのシーンです。
限界を迎えた三井に代わって途中出場した木暮ですが、相手監督からは、「危険な選手では無い」と判断されていました。
そんな中、大事な場面で3Pシュートを決めて見せます。
中学時代から、赤木とともに苦しい練習を頑張り続けてきた、木暮の努力が報われたシーンです。
努力を重ねることの大切さを感じます。
木暮公延②「大人になれ、三井」~責任感~
不良軍団とともに、バスケットボール部を襲撃に来た三井とのエピソードです。
不良軍団に臆することなく、三井に対して、注意をします。
温厚で、冷静なキャラクターの中で、副キャプテンとしての責任感や、内に秘めた熱い気持ちが表れています。
チームに1人はいて欲しい、貴重なキャラクターですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スラムダンクは、上記のメイン6選手の他にも、様々なキャラクターがエピソードを持っています。
もちろん、上記6選手も、今回紹介出来なった、名シーンが多くあります。
日本のマンガやアニメは世界最高レベルです。
マンガから学べることは沢山あります。
著名人の方や政治家の方でも、マンガ好きを公言している方は多いです。
スラムダンクは、多様なキャラクターそれぞれが、強烈な個性を持っています。
キャプテンとして、エースとして、コンプレックスを持った選手として、挫折した選手として、そして未経験者として
それぞれの立場から見えるものが盛り込まれています。
最近、映画化が決定して話題となっている今こそ、読んだことのある方も、見たことの無い方も、この機会にもう一度目を向け、読んでみてはいかがでしょうか。
今後も、「学べるマンガ」をどんどん発信していきます。
【この記事を書いた人はこんな人です!是非、ご覧下さい!↓↓】
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