【お役立ち情報】スポーツで怪我、早期回復するために選ぶ病院は?~失敗しないために知っておくべきメリット・デメリット~
「この数ヶ月が勝負の時!」と思った矢先に怪我をしてしまった…
なんて経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
慌てて病院に行ったものの、
「大事を取って、数ヶ月運動は禁止です。」
といった診断を受けると、愕然としてしまい、モチベーションも下がってしまいますよね。
そんな時、
「どうにかして早く治す方法は無いだろうか。」
「医師の言うとおりにしておいていいのだろうか。」
「セカンドオピニオンを探した方が良いのだろうか。」
「なんとか大事な大会に間に合わせたい。」
などと、早期回復するために、色々と模索しますよね。
そこで、今回は、実際に祖父から息子まで全員野球経験者の野球一家で育ち、怪我とも何度も向き合ってきた筆者の経験談から、病院選びのポイントを紹介致します。
スポーツに怪我はつきものですが、それぞれの、メリット・デメリットを知った上で、病院選びをすることは、今後の競技者人生や、生活を送る上で大切なことです。
失敗しないために、是非、最後まで読んで頂ければ幸いです。
目次
病院選びのポイント
結論から言って、
スポーツによる怪我は、整形外科・整骨院・整体(トレーナーを含む)それぞれのメリット・デメリットを理解した上で冷静に判断する。
ということです。
もちろん、怪我の種類にも重度・軽傷と種類はありますが、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、冷静に判断しましょう。
整形外科のメリット・デメリット
怪我をした時に、まず初めに頭に思い浮かぶのが、整形外科の受診を考える方が多いのではないでしょうか。
整形外科のメリット・デメリットをしっかりと把握して受診しましょう。
整形外科のメリット
- レントゲン、MRIなどの画像診断が出来る。
- 注射や投薬治療ができる
- 医師の診療を受けることができる
- 保険が適用できる
整形外科のデメリット
- ほとんどの病院で患者さんが多く、待ち時間が長い
- 患者さんが多いため、それぞれの現在の状態を把握しきれていない場合が多い
- 画像診断に基づく判断が多いため、完治と判断されるまでの時間が長い
- 備え付けのリハビリ施設があっても、医師の診断に基づいたリハビリであるため、早期完治に向けたリハビリでは無いことが多い
整骨院のメリット・デメリット
整形外科と同様に保険が適用できます。
スポーツをやっていると、ある程度の体の痛みはつきものであるため、「これくらいなら整骨院でケアしてもらおう」と、医者には行かずに整骨院に行く方も多いでしょう。
とはいえ、思ったよりも重症であることもあります。
整骨院のメリット・デメリットをしっかりと理解しましょう。
整骨院のメリット
- 柔道整復師という国家資格者による、手での施術を丁寧にやってもらえる
- 整形外科よりも待ち時間が少ない
- 電気や超音波などの治療をしてもらえる
- 症状や痛みに応じた治療やリハビリを受けられる
整骨院のデメリット
- 画像診断が出来ないことから、症状や患部の状態を見て治療を行うため、骨折などの可能性は判定できない
- 薬は処方できない
- 整骨院によって治療方法が違うため、自分に合わないことがある
- 専門的なリハビリを受けられない整骨院もあり、あっても自己経験による、おすすめのリハビリ方法であることが多い
整体(トレーナーを含む)のメリット・デメリット
整体と聞くと、体のメイクや、マッサージといったイメージがあると思います。
また、トレーナーと聞くと、以前はプロの選手に専属のトレーナーが付いていたり、ジムで個別に指導してくれるトレーナーというイメージがあると思います。
しかし、現在では、体のケアや目的に合ったトレーニング指導をしてくれる個別トレーナーが急増しています。
整体やトレーナーのメリット・デメリットを理解して利用しましょう。
整体(トレーナーを含む)のメリット
- 痛みを感じているところのケアをしてくれる
- 夜でも個別に対応してくれる場合が多い
- 予約制や個別型が多いため、周囲を気にすることが無い
- 個人の目的や理想に合ったトレーニングや指導をしてくれる
整体(トレーナーを含む)のデメリット
- 資格制度では無いため、施術者のレベルに差がある
- 場所によってはリラクゼーションが目的の場合がある
- 料金設定が高額であることが多い
- 個人型が多いため、自分と合わない場合がある
実際の通院例
実際に筆者の周囲で経験した整形外科・整骨院・整体やトレーナーを活用した事例を紹介致します。
事例1
腰に痛みを感じ、整形外科を受診したところ、もうスポーツはできないと断言され、憔悴しえきっていたところ、他県に「神の手」と有名な整体があると聞き、
藁にもすがる思いで受診したところ、たった2回の通院で、選手活動に復帰することが出来た。
事例2
肘に痛みを感じ、近所の整形外科で診察を受けたところ、「2週間休めば大丈夫」と言われたため、休んだが痛みが引かず、整骨院を受診したところ、状態が悪いことを感じとった医師が、有名な整形外科を紹介。
同整形外科を受診したところ、「選手活動を続けるためには、早急な手術が必要」と判断され、手術を受けて回復した。
事例3
足に痛みを感じ、整形外科を受診したところ、疲労骨折と判断され、「2ヶ月程度で復帰出来る」と診断された。
整形外科にあるリハビリ施設へ通ったが、毎回担当スタッフが変わったり、家でも出来る程度のリハビリであったため、大会が近く、早期復帰を目指したいと申し出るも、医師の診察に基づいての判断しか出来ないと受け入れてもらえず。
医師の判断に従い続けた結果、選手としての復帰は長引き、6ヶ月を要した。
事例4
股関節に痛みを感じ、整形外科を受診。骨の炎症から「2ヶ月運動禁止。その後リハビリを数ヶ月行うため、大会には間に合わない」と診断を受けた。
なんとか大会に出るため、整骨院での電球治療や、整体(トレーナー)の診察を受けた結果、1ヶ月で選手として完全復帰できた。
いかがでしょうか。
整形外科では、大事をとって長めに期間を設けることが多いです。
悪いことではありませんが、スポーツ選手にとって長い休息は、筋力や感覚の衰えなどを考慮すると、完全復帰までには、怪我の完治が長引くほど長期間に及び、競技者生活に多大な影響を及ぼします。
また、医師によっての見立ても様々です。事例1の様に、別の病院で判明することもあります。
1カ所に囚われるないことも大事な要素と言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
症状により様々ですが、骨や腱の怪我は、整形外科にしか確定診断が出来ないことは事実です。
しかし、スポーツ選手にとって、ラストチャンスの大会など、大切な期間は待ってくれません。
それぞれのメリット・デメリットを活かしながら、怪我や痛みと上手に付き合い、悔いのない競技者人生を送るための1つの情報になって頂ければ幸いです。
筆者は努力する全てのスポーツ選手を全力で応援しています。
【この記事を書いた人はこんな人です!是非、ご覧下さい!↓↓】
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